INTERVIEW

社員インタビュー

自身の仕事の幅を広めて人として成長していく

INTERVIEWインタビュー

Y.S

2009年入社　研究開発部医美容課チーフ

Y.S

2009年入社　研究開発部医美容課チーフ

入社のきっかけ、志望動機は何ですか？

祖母の職場だった“あの会社”が、
実は自分の原点だった

もともとは別の職業を目指していましたが、思うように進めず、進路に悩んでいた時期がありました。
そんな中、祖母が長年勤めていたマルト長谷川工作所のことを思い出し、「自分もこの会社で働いてみたい」と感じるようになりました。
子どものころ、プラモデルやミニ四駆を組み立てる際に使っていたニッパーが、実はこの会社の製品だったと知ったときは驚きとともに嬉しさがありました。あの頃の思い出が、今の仕事につながっていることに不思議な縁を感じています。

「入社してよかった」と感じていることは何ですか？

いろんなことに挑戦できる環境
少しずつ、自分の幅が広がっていく

この会社に入って一番よかったと思うのは、挑戦できる機会が多く、自分の成長を実感できるところです。たとえば、ネイル検定の資格を取得したり、普段は担当しない部署の応援やサポートに入ったりと、業務の枠を越えてさまざまな経験を積ませてもらっています。
そうした一つひとつの挑戦が、自分の視野を広げてくれていると感じます。仕事を通して「自分ってこんなこともできるんだ」と気づける瞬間があるのは、とても嬉しいですね。

現在の仕事内容を簡単に教えてください。

爪切りの仕上げ工程を担当
製品の品質を支える繊細な手仕事

主に爪切り製品の仕上げ工程を担当しています。具体的には、 2種類のヤスリで刃の切れ味を整える「刃付け」や、切れ味と傷の有無を確認する「検査」、さらに、磨いて形を整える「研磨」など、製品の最終的な品質に関わる重要な作業です。
また、キューティクルニッパーの仕上げも行っていて、細かい部分まで丁寧に仕上げることが求められます。
さらに、他部署の応援やサポートに入ることもあり、製造の流れ全体を理解する機会にもなっています。毎日違う作業に関わることで、技術と知識の幅が広がっていると感じます。

一番印象に残っている仕事はどのようなものでしたか？

集中力と技術で仕上げる繊細な作業
だからこそ、完成の喜びが大きい

初めて爪切りの仕上げ刃付け作業をした頃が、今でも強く印象に残っています。
刃の両面を平らに削る工程なのですが、これが本当に難しくて…。少しでも角度がずれると切れ味に影響してしまうため、集中力と忍耐力が求められます。何度も練習を重ねて、ようやく納得のいく仕上がりになったときは、達成感がありました。
初めてキューティクルニッパーの頭部の仕上げ磨きをした時も、印象に残っています。細かい形状を整えながら、理想のフォルムに近づけていく作業で、イメージ通りに仕上がった瞬間は「最高！」と心の中で叫びました。自分の手で形を作る喜びを感じられる仕事です。

仕事のやりがいを教えてください。

お客様から届く「ありがとう」の温かさ
製品を通して人と繋がる喜び

やっぱり一番のやりがいは、会社のみんなで力を合わせて作り上げた製品を、お客様に喜んでもらえることです。自分が関わった商品が「ありがとう」「助かってます」と言ってもらえると、本当に嬉しいです。
以前、お客様と交流する場に参加したことがあるのですが、実際に製品を使っている方々の声を直接聞けたのは貴重な経験でした。中には、感謝の気持ちを込めたお手紙をくださった方もいて、「この仕事をしていてよかった」と心から思いました。製品を通して人とつながれることが、私にとっての大きなやりがいです。

社内はどんな雰囲気ですか？また、社員同士でどのようなコミュニケーションを図っていますか？

年齢や立場を越えて話しやすい職場
自然な会話から生まれるチームのつながり

社内は建屋ごとに少しずつ雰囲気が違いますが、全体的にはとても話しやすく、年齢や立場に関係なく、仕事に対して真剣に向き合える環境だと思います。わからないことがあればすぐに相談できるし、改善点やアイデアも気軽に話し合える雰囲気があります。
コミュニケーションの面では、作業中のちょっとした声かけや休憩時間の雑談など、自然な形でつながりが生まれています。それぞれが自分の役割を果たしながらも、チームとして支え合っている感覚があります。

これから会社でどのように成長していきたいですか？

仕事を通して人としての厚みを育む
誰かの支えになれる存在を目指して

技術的なスキルはもちろんですが、それ以上に「人として厚みのある存在になりたい」と思っています。仕事を通して、周囲との関わり方や自分の在り方を見つめ直すことが多く、日々の積み重ねが人間的な深みにつながると感じています。
誰かの支えになれるような、頼られる存在になれるように、これからも一つひとつの仕事に丁寧に向き合っていきたいです。

就職活動中の方へメッセージをお願いします。

「気になるな」と感じたら、
その感覚を信じて一歩踏み出してみて

就職活動中は、不安や迷い、恐怖など、いろんな気持ちがあると思います。でも、少しでも「気になるな」と思ったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。やってみることで、意外な発見があったり、見え方や捉え方が変わったりすることもあります。
大切なのは、自分で選んだ道を信じて突き進むこと。その選択が、きっと自分らしい未来につながっていくはずです。