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社内行事

マルト100周年記念 座談会を開催しました

昨年5月より始まった創業100周年イヤーの最後を締めくくるイベントとして、社員を対象に座談会を開催しました。

当日は初代社長、2代目社長の時代を知るOBの方々をお招きし、当時の取り組みについて語っていただきました。

会場は最大180名収容可能な燕三条地場産業振興センター リサーチ・コア様のマルチメディアホールをお借りして開催しました。

始まりの鐘

カーンカーンカーン、会場に鐘の音が響き渡りました。
鳴らした鐘は当社創業の地である三条市島田にあった工場で、チャイムの代わりに使われていたものです。当時は放送設備がない時代でしたので、社員が鐘を鳴らして就業の時刻を知らせていたそうです。せっかくですので当時の雰囲気を再現すべく、保管していた鐘を持ち出し座談会開始の合図としました。

初代の話

初代社長・長谷川藤三郎の三男である長谷川元専務より、創業についてマルトの名前の由来や、KEIBAブランドの名前の由来などをお話いただきました。

長谷川元専務
スクリーンに映し出されているのは初代の若かりし頃の写真
鳴らした鐘もステージ前に展示

製造・開発・営業についての話

OBの方と現社長・会長・社員も交えてのクロストークで会を進行。
生産ラインの構築や製品開発、海外進出についてなど、予定時間がオーバーしてしまうほど熱のこもったトークで盛り上がりました!

スクリーンに映し出されているのは、製品開発時にお世話になった工業デザイナー小杉二郎氏
島田に工場があった頃の写真(1936年~)
昔の設備の写真
小杉先生によるワイヤーストリッパーの試作
両用スナップリングプライヤーの図面
ドイツ ケルンの展示会出展時の写真(1978年)
海外向けパンフレット

展示品

ステージ前には座談会のトークテーマに沿った懐かしの貴重な品々を展示しました。

初めに作ったペンチやホーロー看板
事務所で使用していた黒電話やタイプライター

写真やチラシ、カタログなども大きくパネルにして展示しました。

社報「まると」(昭和38年)が発行されており、機械部品や工具の説明、社内の行事、健康の知識などが記されていた。
格言が載っている月もあり、ひとつご紹介すると『善いと思うことは他人はしなくても自分がすれば良い』という言葉です。
当社はものづくりはひとづくり、ひとづくりはものづくりと言っていますが、これは昔から脈々と受け継がれてきたのだなと腑に落ちる言葉でした。
当時はバスでの送迎や、寮に浴場が完備されていました。

記念撮影・記念品贈呈

最後にOBの方、協力会社の方も含め記念撮影を行いました。

出席者にお渡しした記念品は100周年ロゴをあしらったコインケースです!
素材はKEIBAブランドにちなんで馬革を選定しました。
色はマルトブルー(紺色)で深みがあり、使い込むほどに味がでてきそうです✧

100年の歴史に触れて…

100年という長い年月をかけて成長してきたマルト長谷川工作所
今日にいたるまで社員をはじめ、取引先やお客様、協力会社など多くの方に支えられ今のマルトがあるのだなと改めて実感しました。

また、退職後もこうして座談会に参加してくださるOBの皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。
お話を伺っていると、皆さまがマルトという会社に深い愛着を持っておられることが伝わってきました。
退職後もこうして足を運んでくださるのは、やはりマルトという会社を心から大切に思ってくださっているからなのだと感じました。

100周年の節目にマルトの歴史に触れることができ、良い学びの会となりました。